御香宮神幸祭

写真は京都市観光協会のサイトhttps://www.kyokanko.or.jp/kyogoyomi/10october/gyoji-10october/2673

より拝借したもの。

京都市伏見区御香宮門前町174にある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)では、今日2017年9月30日(土)〜10月8日(日)まで、御香宮神幸祭が行われます。

「伏見祭」といわれる洛南の大祭で、室町時代の風流傘の伝統を今に伝え「花傘祭」ともいわれています。

花傘総参宮は初日と7日の夕刻から、最終日には武者行列と神輿巡幸があります。

御香宮神社は、平安期、境内から病気に効く香水が湧き出たので清和天皇からこの名を賜ったといわれています。

桃山期の特色ある建築物のうち表門や極彩色彫刻の本殿は重文です。

神功皇后ほかを祀り、豊臣秀吉伏見城の守り神としました。

書院の庭は、小堀遠州ゆかりの石庭です。

鳥羽伏見の戦いでは薩軍の屯所になりました。

10月上旬の9日間に行われる神幸祭は「伏見祭」といわれ伏見随一の祭です。

獅子一対・神輿3基、武者行列のほか、多数の氏子が出仕しての行列があります。

1日目、8日目夕方から趣向を凝らした大小の花傘が氏子各町から「アラウンヨイヨイ…」の掛け声で参加し、夜遅くまでにぎわいます。

現在の本殿の建立 1605(慶長10)年です。

平安期に湧き出し神社の名の由来となった境内の井水は、現在「伏見の御香水(ふしみのごこうすい)」と呼ばれており、伏見七名水の代表です。

昭和期に水枯れを起こしましたが井戸を掘下げ復元されました。

伏見の酒の仕込み水と同じ水脈でもあり、水汲みの人で毎日にぎわっています。

環境省名水百選に指定されています。

御香宮神社に通常の参拝は、

境内自由

石庭拝観

 9:00〜16:00

 200円

御香宮神社へは、

京阪本線伏見桃山(ふしみももやま)」駅〜東へ徒歩約5分。

近鉄京都線桃山御陵前(ももやまごりょうまえ)」駅〜東へ徒歩約5分。

JR奈良線「桃山(ももやま)」駅〜西へ徒歩約5分。

市バス南8「御香宮前(ごこうのみやまえ)」停留所〜西へ徒歩約1分。

近鉄バス9・10「桃山(ももやま)」停留所〜西へ徒歩約1分。

有料駐車場100台分ありますが、祭礼の日には関係車両で満車状態が続きますので、自家用車の方はパーク&ライドhttp://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html

パーク&ライドとは、自家用車は市街地や観光地など混雑する場所には乗入れず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換えることです。

御香宮神社→