「民進党、一気に解体。この動きの要は前原誠司、小池百合子、長島昭久。彼らの共通点は米国ジャパンハンドラー」>?<日本の政界、官界、マスコミ等既存勢力はジャパンハンドラーの影響下にある。今後、「希望>>

>の党」を押す既存勢力が増す可能性>

護憲リベラリスト、かく語りきコミュの「民進党、一気に解体。この動きの要は前原誠司小池百合子長島昭久。彼らの共通点は米国ジャパンハンドラー」

民進党、一気に解体。この動きの要は前原誠司小池百合子長島昭久。彼らの共通点は米国ジャパンハンドラー」

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櫻井 智志

2017年09月30日 15:45

孫崎享のつぶやき】

民進党、一気に解体。この動きの要は前原誠司小池百合子長島昭久。彼らの共通点は米国ジャパンハンドラー(日本操りグループ)に近い事。このグループはトランプ政権と疎遠。一方安倍首相はトランプにべったり。新動向の有力要因】

2017-09-29 08:4210

1:驚くスピードで民進党は解体した。

民進党は28日、党本部で両院議員総会を開き、前原代表が提案した希望の党への合流を了承した。 ただ、希望の小池代表は党同士の合流を否定し、候補者を個別に選ぶ考えで、今後の調整が難航する可能性がある。 前原氏は総会で「どんな手段を使っても安倍政権を止めないといけない。名を捨てて実を取る決断を理解いただきたい」と訴えた。その上で〈1〉民進党の立候補予定者の公認内定を取り消す〈2〉候補者は希望に公認申請する〈3〉民進党は候補者を擁立しない――の3点を提案し、了承された。出馬を目指す民進党の前衆院議員は離党し、希望の公認を申請する。

民進党、潰すために党首になったのか。前畑氏。「金は民進党からもらいます、主義主張は他党にしてください」これは国家レベルの詐欺行為じゃないか。」(報道)

2:党首に選ばれた前原氏自らが解党を主導したという驚くべき出来事だ。最大級の非難に値すると思うが、それを言っていてもしようがない。今後どうなるかを考えたい。

3;私はこの解党、そして実質的な「希望の党」への合流の中心は次の人物であるとみている。

前原誠司

小池百合子

長島昭久

この中で一番最初に動いていたのは長島昭久氏である。4月10日、「民進党日本共産党との共闘路線を採用し、党の基本政策にまで影響を及ぼすことになったことは受け入れがたい」とし、離党届を提出した。ここから、片や小池百合子氏、片や前原誠司氏と連携していたとみていい。

4:長島昭久氏のツイッターを見てみよう。

27日:【結党会見】「希望の党」の結党記者会見は下記サイトでご覧いただけます。

27日:再び同志たちと同じ政党で選挙戦に臨むことができそうだ。今は何よりもそれが嬉しい。前原さんの英断に感謝。何が何でも勝ち抜かねばならない。歴史的な総選挙となる、いや、せねばならない。すべては国家国民のため。

27日:予断を許さないが、前原さんの英断により「非自民・非共産」の健全な野党候補が結集することになりそうだ。「寛容な改革保守」を標榜する希望の党は、憲法と安全保障政策などへの姿勢を重視して候補者擁立を決定する方針を明確にしている。そこは、私が民進党を離党する引き金となった大事な論点だ。

5:長島氏は「憲法と安全保障政策」を最重視している。基本的には自民党政策と言われるものを推進しようとしている。

6:前原誠司小池百合子長島昭久と並べると、合点のいく人々がいる。彼らは、米国の軍産複合体新自由主義の人びとと強い結びつきを持っている。

7:米国の軍産複合体新自由主義は基本的に安倍政権と密接な関係を持っているはずで、このグループが日本に新しい政治勢力を作らなければならない理由は一見なさそうだ。

8:だが米国事情をみると情勢は一寸異なる。

 軍産複合体の日本とのパイプ役、別名ジャパンハンドラーと呼ばれる人々には次の人達がいる。

リチャード・アーミテージ元米国務副長官 (アーミテージ・インターナショナル代表)

ジョン・ハムレ(戦略国際問題研究所(CSIS)所長)

ジョセフ・ナイハーバード大学ケネディ・スクール教授)

マイケル・グリーン(CSIS上級副所長(アジア)兼日本部長)

カート・キャンベル(2009年6月26日、カート・キャンベルは東アジア・太平洋担当国務次官補)

 鳩山、小沢つぶしの主要人物。この工作中、前原氏がキャンベルに対して、小沢氏は信頼できないと進言。

・マイケル・オースティン

・パトリック・クローニン

9: 彼らの多くは、先の大統領選挙で大きな失敗を演じた。

 選挙戦序盤クリントンの圧勝が予想されていた。戴冠式への道とすら言われた。この中トランプが浮上した。ジャパンハンドラーの多くは共和党である。民主党クリントンが当選すれば、要職を得ることはない。それで彼らはトランプ非難の声明を出した。マイケル・グリーン、パトリック・クローニン、マイケル・オースティンはこれに署名した。

 トランプ政権になって彼らは完全に干された。

10:この中、安倍政権はトランプ政権との一体を表明している。

 つまり、ジャパンハンドラーとして活躍してきた人々は、安倍政権と一体として動けない。この様な状況にある。

11:ジャパンハンドラー達にとっての要請は憲法改正自衛隊を米国のために使える法整備を作ることにある。

 26日読売社説は次の様に書いた。

憲法改正案、公明は慎重姿勢を崩さず、膠着状態。今回の解散は、この局面を打開する狙い。自民、公明、日本維新の会の現勢力にとどまらず、小池氏結成を表明した「希望の党」とも連携する。新たな枠組みで衆院の3分の2を確保し、発議する。そんな展開も考えられる」

 安倍政権では「憲法改正案、公明は慎重姿勢を崩さず、膠着状態」の状況である。

つまり政策面でも日本に新しい動きを作る必要性が感じられている。

12:現時点読売は全面的に「希望の党」支持ではない。

 27日社説では「希望の党 大衆迎合的政策に偏っている」としている。

 29日社説は「小池氏は衆院選への出馬を否定するのであれば、安倍首相に代わる首相候補を選挙前に決めるべきだ。合わせて、説得力ある政権構想や基本政策を早急に策定し、選択肢として示す責任がある。 小池氏は「寛容な改革保守」を掲げ、「リアルな安全保障」を重視する。保守層や無党派層に浸透する可能性は小さくあるまい。自民党にとって脅威となろう。 希望の党は、公認の可否を判断する際、憲法改正や安全保障で一致できるかどうかで選別する考えを明確にしている。確かに、同じ政党に所属する以上、理念、政策の共有が欠かせない」として具体的政策がどの様な物かを待つ姿勢である。

14;第二次世界大戦以降、日本政治はジャパンハンドラー達に操られてきた。

 そして彼らは今、小池氏らを押している。

 日本の政界、官界、マスコミ等既存勢力はジャパンハンドラーの影響下にある。今後、「希望の党」を押す既存勢力が増す可能性がある。

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