スプリンターズステークス大予想

秋競馬のG1緒戦は、秋の中山開催のトリを飾る短距離王決定戦、G1スプリンターズステークス

かつてのG1馬が5頭出走する豪華メンバーとなったが、そのG1馬のうち4頭がいずれも3か月以上の休み明け。時期的な問題で前哨戦が夏場に集中しているのが原因だが、予想が混迷する原因となっている。

休み明けでも実績馬か、それとも夏の上り馬か、前哨戦の優勝馬も意外と人気が無く難しい。

◎セイウンコウセイは高松宮記念が圧巻の快勝劇。元々芝1200mではほとんど崩れていない馬で、前走の函館スプリントSも超ハイペースのシュウジを追いかけ過ぎたのが敗因でむしろ4着に踏みとどまったのは能力の証。3か月半ぶりのレースだが、前走の高松宮記念も2ヶ月開けての参戦でこれくらいの間隔なら気にするほどではない。さらに充実した秋を見せてくれる。

レッドファルクスは今年の高松宮記念が仕上がりひと息も3着と力を見せた。その後も短距離戦線では安定しており、鉄砲も利く馬で連覇の可能性は十分。ここでも安定した走りを期待できる。

▲メラグラーナは馬群が苦手な馬のため、後方から外を捲る形がベストでコースの形状から中山芝1200mが得意。ラピスラズリS、オーシャンSといずれも長く脚を使って差し切っており、前走のセントウルSもジリジリ押し上げる得意の形で、上り最速で僅差の4着と好走。展開が向けば勝ち負けに加わる。

△ファインニードルは前走のセントウルSが強い勝ち方。中山芝1200mでも6走前に重ハンデを背負って快勝しており、レース内容から坂のあるコースの1200mが合っている印象。乗り替わりがあるため前哨戦を勝っている割に不人気だが、エンドスウィープ系が強い芝1200mならこの馬も重視したい。

注ダイアナヘイローは破竹の4連勝で、前走でついに重賞初制覇。斤量も増えて楽ではないが、充実の4歳秋を迎えて疲れが出るどころか益々良くなっている印象。持ち時計もあり、阪神で連勝した実績からも初の中山芝1200mは対応できると見る。

×レッツゴードンキ

×ダンスディレクター

まず第一戦ですし、的中でスタートしたいところ。

セイウンコウセイの春秋スプリント連覇で幸先よくスタートしたい。